多くの人が梅雨を嫌いと思う、その理由の一つに体調が悪くなるという点が挙げられます。
梅雨の時期に起こりやすい体調の変化として、気分の憂鬱さ、体のだるさや疲れ、風邪をひきやすい、頭痛や食欲不振などがあります。

一体なぜ梅雨になると体調が悪くなるのでしょう?

気圧の変化、気温の変化、湿度、等々あげられますね。

 

今日は気温の変化についてについて

首こりと頭痛

人の体は、恒常性(ホメオスタシス)という性質があります。気温の変化に合わせて体温を調整するのもそのひとつ。4月から気温が上がり始めますが、6月頃、体がやっと暑さに慣れ始めたときに梅雨が始まります。

梅雨は、雨の日は肌寒く感じたり、晴れ間は暑かったりと気温や湿度が大きく変化します。その結果、体の恒常性がついていかなくなり、体調が悪くなってしまことがあるのです。オフィスの冷房調整も難しいので、極端に寒さを感じることもあり自律神経も乱れがちに。

 

特に今年は例年より梅雨入りが早いため

より体調に気をつけないと、そのまま夏を迎えて夏バテにもなりやすいと注意報が出てるくらい怖い年なんですよね。

私もそうですが体調管理は無意識ではやらないので嫌でも意識してやらないと気をつけないですよね。

 

  今の時期の流行は寒暖差疲労!

季節の変わり目に感じる「寒暖差疲労」は、気温や気圧の激しい変化に身体がついていけず、SOSを発することから起こる現象と言われています。

 

季節の変わり目など、昼と夜の気温の差が激しくなると、体内のバランスが乱れ、身体に少しずつ疲労が積み重なっていきます。私たちの身体は自律神経によって体温調節が行われています。急激な気温の差で自律神経のバランスが乱れてスムーズな体温調節が困難になり、「寒暖差疲労」として疲れが蓄積されてしまうのです。

首のこり

   寒暖差が身体に与える影響

気温の激しい変化による「寒暖差」は、知らず知らずのうちに体に負荷を与えます。私たちの身体には、寒い時には熱量を増やし体温を上げ、暑い時には汗をかいて体温を下げるなど、自然に体温を調節する機能があります。

 

この機能がうまく働かなくなる「寒暖差疲労」は、さほど寒い日でもないのに強い冷えを感じる原因にもなり得るのです。「冷えは万病のもと」と言われています。放置すると、頭痛、肩や首のコリ、血行不良、倦怠感、眠気、慢性的な疲労へとつながってしまうことも。

 

    寒暖差が心に与える影響

寒暖差による自律神経の乱れは、身体だけでなく心にも影響を及ぼします。ストレスを強く感じ、イライラすることが増え、自分の意思に反して周りにきつくあたってしまうことがあるかもしれません。

 

また、急に不安になったり悲しくなったりするなど、感情を上手にコントロールできなくなることも。それは、自立神経の乱れが原因なのかもしれません。あまり深刻にならずそのまま受け止めて、季節のせいにしちゃうのもありです!

 

【お酢】疲労回復

お酢に含まれている酢酸やクエン酸には、疲労回復効果があるだけでなく、食中毒菌の増殖をおさえる働きがあります。

【トマト】夏バテ防止

色素成分リコピンは、紫外線によって発生する活性酸素を消去し、夏バテや、日焼けによるシミの発生を防ぐ作用があります

【ヨーグルト】食中毒予防

乳酸菌は、善玉菌のエサとなり悪玉菌を減らします。

腸内環境を整えることで、バリア機能が高まると、食中毒やウイルスなどの感染を起こしにくくしてくれます。梅雨の季節に積極的にとりたい食材です。

【みょうが・大葉・ジャスミンティー・桃・さくらんぼ】

適度な甘みは夏の疲れを癒やしてくれます。また、この甘みは痛みを緩和させたり、味をまとめたりする特徴を持っています。しかし、過剰の甘みは余分な水を滞らせる原因となるので、摂り過ぎには注意しましょう。

香りのある物や、代謝を上げてくれる辛味と一緒に摂ることで、水の循環も良くなります。

【冬瓜・とうもろこし・金針菜・ハモ・大豆・空豆・小豆】

体に必要のない、悪い水をスムーズに排泄に結びつけることを「利水」と言います。体の余分な水を排泄する方法は、「汗をかくこと」「尿を出すこと」の2つです。

 

どちらも新陳代謝やデトックスに必要なことです。体内を巡った水はやがて濁ってしまいますので、利水を助ける食材の力を借りて、しっかり排泄しましょう。

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